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2016年08月26日 (金) | 編集 |
今日もこっちをお届け~






双子に連れ去られたつくしちゃんがぐったりと疲れた様子でリビングに帰って来た。


「お疲れ、つくしちゃん。いつもあいつらの相手ありがとうな」

「いえ大丈夫ですよあきらさん。絵夢ちゃんも芽夢ちゃんも可愛いし、あたしも一緒に楽しんじゃいますから」
「あ、ありがとうございます。あきらさんの淹れてくれる紅茶ってほんとに美味しいから好き」


見るからに疲れているのに平気な振りをして会話をし、あきらの差し出した紅茶を美味しそうに一口飲み、ほっとした笑顔をあきらに向けている。
その光景は仲の良い兄妹のようでもあり、信頼し合う恋人同士にも見える。

おいおい、あきらお前解ってるんだろうな。
さっきから猛獣がすげー顔してお前の事を睨んでるぞ。

司がつくしちゃんの事どう思っているかなんて、裏門の所からの司の顔を見てれば丸わかりだ。
思った事がすぐに顔に出る単純な奴だから。

───つかさは一目惚れしたんだ。つくしちゃんに……

たぶん初めての恋だろう。
でも、司は初めてだから自分の心の中で何が起こっているのか解ってない。
自分の感情を持て余して苛ついているんだ。

頼むからあきら、これ以上猛獣を刺激すんな。
司がここでキレて暴れ出したら俺にとばっちりが来るじゃねぇか。
こういう時の類は要領よく逃げて、一歩引いたとこから高みの見物してるしよ。
今も寝たふりして面白がってるに違いない。

俺としてはお子ちゃまな司の初恋を応援してやりたい。
だけどその一方で“素直に応援しちゃーつまんねぇ”って悪魔の囁きが俺を誘惑する。

それに俺の勘だがあきらもつくしちゃんに惚れてると思う。
あんな顔して微笑むあきらなんて知らなかったぜ。

類もさっきの大笑いがあるから油断出来ねぇ。
静や椿姉ちゃん以外に類の笑顔知ってる女なんていねぇし、ましてや初対面の女。
しかも自分から名前を名乗ってたしな。

司の初恋はライバルいっぱいで前途多難だな。

───F4内で女を取り合うなんてマジありえねぇだろ。


最近退屈してたし、ここは悪魔の囁きに従ってみますか。

俺の中で悪戯心がむくむくと湧き上がる。


「つくしちゃん、あっ、俺もあきらと同じようにつくしちゃんって呼んでもいい?」

「つくしちゃんでも牧野でも好きなように呼んで下さい。」

「じゃ、つくしちゃんで!俺はね、さっきも言ったけど西門総二郎。総二郎さんでも総二郎でも好きな方で呼んで?」


フェロモンを乗せてウインク付きで微笑んでやると、面白いぐらいに真っ赤になってあたふたしてる。
俺の周りにはこんな反応をする女はいない。

面白くて、可愛くて……つい作りものじゃない笑みが浮かぶ。

すると空気に何だかこう、妙な圧迫感を感じて横目に司を見ると今までに見た事が無いくらいに司の額にびっしりと浮かぶ青筋。
ついでに眉間には深い皺。

やっべぇ、やり過ぎた?


「名前を呼ぶのは抵抗があるので西門さんと呼びますね」

「あ、ああ、それで構わないよ」


よかったぁ、ここで【総二郎さん】なんて呼ばれでもしたら……
ブルブル
こえー、想像もしたくねぇよ。

あきらも部屋の空気に気付いていた様で、あからさまにほっとした表情を浮かべ次いで俺を睨む。


「俺も類って呼んでほしいけど……ダメ?」


うおっ!?
類、いきなり会話に入ってくんな!びっくりするだろうが。
つーか、やっぱり寝たふりだったんだな。






司で遊ぶのは危険が伴いますよね?
aoiは無理です。


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