• 10«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »12
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2016年09月08日 (木) | 編集 |
謎解き?






牧野と真のバイトが終わる頃に俺たちも会計をして一足先に店を出た。

店の裏口近くで二人が出て来るのを待つ事、十分と少し「お疲れ様―!」「またね~」と元気な声と共に数人の女の子がドアから出て来てその場でバラバラになった。


『裏口の所で待ってる』


さっき店から出て直ぐに牧野に入れたLINE。
それを読んでいたのだろう、二人は少し歩くとその場で立ち止まり辺りを見回してる。
俺たちを探しているんだろうけど、二人の動作は面白いほどに違う。

牧野は大きな動きでキョロキョロと上半身を捻っているのに対し、真は視線だけを巡らせて周囲を静かに探っているみたいだ。

なのに俺たちを先に見付けたのは真。

牧野の肩を叩いて俺たちのいる方に視線を向けて“あそこ”と示し一緒に歩いてきた。


「お待たせ~」

「お待たせしました」

「お疲れ、牧野」

「二人ともお疲れさん」


真に思うところのあるあきらは真に言葉がかけられないようだ。
二人に向ける笑顔もぎこちない。
そこを素早くフォローするのが総二郎。


「車あっち、行こうか」


車はここから歩いて二~三分の駐車場に置いてある。
運転手に「今から行くから」と連絡をしながら歩き出すと、視界の端にこちらを伺い尾けてくる人影。
見覚えのある顔。
確か……
昨日紹介された真のところのSPだ。

総二郎と牧野が前を、俺たち三人が後ろから付いて行く。
自然と真を俺たちが挟む形になった。


「真、SPはいいの?言わなくて」

「SP?ああ、護衛の事ですね。大丈夫です、彼らにはつくしから連絡があった時点で伝えてあります」

「でも俺らは車だぜ」

「そこも大丈夫です。車と連携してますから」


これから話す内容は牧野には知られたくない。
だから前以て総二郎と相談して牧野と真を離す作戦に出た。

時間は車に着くまでの二分ほど。


「真……お前はうちのコンピューターに何をした?」


時間が無いから下手に駆け引きをせずに直球であきらが訊ねる。


「何って、十二時間のお休みを……強制的に」


真も俺たちの意図が解っていたのだろう、しれっとした顔で冷静に答えてくる。


「情報も盗んでませんし破壊もしてません。時限式の仕掛けももうないはずですが?」

「それはうちでも確認した。でも、なんでネットにあんな仕掛けがしてあるんだ?」

「一言で言うと、家庭の事情ですね」

「家庭の事情って?」

「詳しくは言えませんが、私がお披露目をするまでは司護家の娘だという事を極力秘密にしてあるんです」


家庭の事情で存在を隠しているのか?


「最初は誰もが名前で検索しますよね?そこで何も情報が見付からずそのまま諦めたら何も起こりません」
「でも諦めないで続けるとトラップに引っ掛かって、トロイの木馬が送り込まれます」


美作の諜報部はそれにやられたんだ。

確かに美作のシステムは無事だったけれど、ロックがかかってからシステムの異常が無いと確認されるまでの恐怖は計り知れないだろう。
美作のシステムは民間では国内トップクラスだ。それをこうも簡単に翻弄する事の出来る司護。

そこまでして守りたい真の存在。
いったい何が隠されているんだろう。






解けたようで解けてない。


ランキング参加中です!
ポチっとお願いします <(_ _)>
にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ


応援ありがとうございます。
関連記事
テーマ:二次創作:小説
ジャンル:小説・文学

コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016/09/09(Fri) 10:13 |   |  #[ 編集]
委*長様
謎解きは焦らずじわじわと
2016/09/09(Fri) 18:14 | URL  |  aoi #2wx3c3Xs[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。