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2016年09月10日 (土) | 編集 |
今回はつくし視点でお届けします!






あきらさんが今まで見た中で一番カッコいい人で、あきらさん以上のイケメンなんて出会う事なんて無いと思ってたけど、それが間違いだと知ったのは今日の放課後。
学校終わったらあきらさんの家にお邪魔する事になってたから、電話をして裏門の所で待ち合わせた。

そこであきらさんと一緒に来た人たちが眩しくて直視出来ないぐらいのイケメン集団で。


西門さんはさらっさらの黒髪で和風のイケメン。
ちょっと軽そうに見えたけど着流しで着物を着て刀を振り回したらすっごく似合いそう。
遊び人なのに正義の味方風かな。
パパが時代劇大好きで家にはテレビを録画したDVDがいっぱいあるから後で観てみよう~っと。

花沢さんは子供の頃に読んだ絵本から出てきたのかと思うほど完ッ璧な王子様。
そよ風になびく柔らかそうな茶色い髪と透き通った薄茶の瞳、女の子なら誰でも憧れた事があると思うわ。
真っ赤なマントをひらひらさせながら白馬に乗って、かぼちゃパンツ穿かせたら似合そう。
あっ、白タイツは必須よね。

道明寺さんはハリウッド映画なんかにヒーローで出ててもおかしくないワイルド系のイケメン。
あんまり喋らないでずっとあたしを睨んでた。
時たま会話に言葉を挟むんだけどその一言一言があたしの胸に突き刺さる。心が揺さぶられる。
射抜くような鋭い視線をずっと感じて、あたしはどう接していいのか判らなくなってあきらさんの傍から離れられなか……っ、た…………



ブクブクブクブク……
ガハッ!

あぶなっ!危うくお風呂で溺れ死ぬところだった。
お風呂で考え事しちゃダメよね。






「牧野さ~ん」


後ろの方からあたしを呼ぶ男子の声。
終業のベルが鳴り帰り支度をしようと教室の後ろにあるロッカーを開けて荷物を取り出そうとしていたあたしは名前を呼ばれて振り向く。

えっと、誰だっけ?


「牧野さん、今日これからヒマ?一緒にお茶でも行かない?」
「あっ!みんなでだよ。ほら」


名前は覚えてないけどクラスメイトの男子が頬を赤くしながら一方的に凄い早口で話しかけてくる。
『ほら』と言われてそっちを見るとにやにや笑って、こっちを見ているクラスメイトたちの姿があった。


「ね?行こうよ。牧野さん外部からの新入学生だから歓迎会を兼ねてさ!」

「───あの、ごめんなさい。名前覚えてなくって……」

「ああ、僕はね平泉兼人。平泉建設のジュニアだよ、英徳学園には幼稚部から通ってる」

「平泉君ごめんなさい、あたし今日は用事があって無理なの」


せっかくの誘いだけど今日はあきらさんと約束があるから断った。


「今日が駄目なら何時だったらいい?牧野さんの都合に合わせるよ」


断ってもぐいぐい来るなぁ。

平泉君の後ろにいるクラスメイトたちが「行け!兼人」とか「がんばれー」とか言っているのにはまったく気付かず、あたしは断られてもなぜか誘ってくる彼の顔をまじまじと見ていた。

この学校って全体的に顔面偏差値高くない?

あきらさんたちには到底敵わないけど在校生はイケメンと美人が多い。
そこに紛れ込んだあたしはさしずめ【みにくいアヒルの子】?


「ねっ?何時にする?」

手をぐいっと掴まれてはっと我に返る。
さっきよりも顔が赤くなってない?


「何時って言われても……」


双子ちゃんと一緒に受けるレッスンのスケジュールはまだ聞いてない、あたしの予定はあたし自身も知らない状態なので平泉君の問いには答えられない。


「迎えに来たぞ」

「つくしちゃ~ん!」

「牧野、行くよ」

「…………」


開いていた教室のドアから季節外れの超大型台風が襲来した。


「キャーーーッ!」

「F4よーーっ!!」






マズい…
無駄に当て馬を出してしまったかもしれない。

<(_ _)> ゴメン
平泉君、キミは悪くないよ。

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