• 10«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »12
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2016年09月26日 (月) | 編集 |
赤札、怖い怖い
英徳じゃなくてよかったぁ






撮影?


「編集して動画投稿サイトに流すんだよ」
「最初は輪姦す計画だったんだ。でもお願いして僕一人だけで牧野さんをレイプすることにしたんだ。僕が牧野さんを好きなのはクラスのみんなが知ってるからね」

「うううっう」


平泉君があたしを好き?
そんなの知らなかった。


「うん、牧野さんは気付いていないって解ってた、僕の完全な片想い。入学式で牧野さんに一目惚れしたんだ、初めて声をかけたあの日に美作様に牽制されて何も言えなくなったけど、ずっと好きだったよ。まさかこんな形で告白するとは思いもしなかったけどね」


寂しげに目を伏せながら淡々と言葉を紡ぐ平泉。

その言葉はあたしが知らなかった事、いや違う、気付こうとしなかったんだ。
現にクラスメイトはみんな知ってたって言うし。


「牧野さん悪いことは言わないから一学期でこの学園を退学するんだ。僕がここにいる間は守ってあげられる。だけど僕は二学期から留学するからもう君を守れない。あいつらには『僕がいる間は牧野さんは僕の玩具にする』そのかわり『二学期になっても牧野さんが英徳にいたら好きにすればいい』そう言って今回レイプ役をしたんだ」
「ここで僕にレイプされたふりをしてくれればいい。いい?手を外すからなるべく派手に暴れて外にいる連中を騙すんだ。解った?」


平泉君の口から語られる事はあたしが思いもしなかった事ばかりで、はっきり言って衝撃的すぎる内容に頭が麻痺して理解速度が追い付かない。

でも判った事がいくつかある。
あたしに赤札を貼ったのが道明寺さんだという事。
その理由があきらさんたちと親しくしているからだという事。
そしてあたしは英徳を辞めなければならない事。
今ここで平泉君にレイプされたことにしないと、他の男子に輪姦されるという事。
平泉君が幼稚部からの友達を騙してまであたしを助けてくれようとしている事。

だったらあたしの取るべき道はただ一つ。

あたしは平泉君の眼をしっかりと見据え頷いた。
平泉君もあたしが頷いたのを見て口を覆っていた掌を外してくれた。
塞がれて息苦しかった呼吸が、解放されて楽になり大きく息を吸う。


「ごめん、牧野さんの唸り声があった方があいつらも騙されやすくなるかと思ってずっと塞いでたんだ」

「うううん、いいよ。ありがとう、平泉君がそこまで考えてくれてたなんて」

「牧野さんが英徳を辞めれば赤札狩りはおしまいだから、学園の外にまで道明寺様の赤札も影響しないんだ。そういうルールだからね」


今は平泉君を信用する事。
ごちゃごちゃとややこしい事は後で考えよう。先ずはこの状況を打破しないと。


「いくよ」


平泉君の合図であたしは叫び声をあげて床を踏み鳴らす。


「いやぁぁぁーーー!」

「逃げられないんだから大人しくしろよっ!」


平泉君も大きな声を出しながら近くにある椅子や机を音を立てて蹴る。



そんなお芝居を始めてすぐに扉が壊されて道明寺さんが現れた。

で、今に至る。



「赤札?何の事だ?」

「道明寺さんがあたしに貼った赤札の事ですっ」


あたしに貼った赤札の事なんて知らないとばかりに恍けてる。
その白々しい態度にあたしの怒りは爆発した。


「ふざけてんじゃないわよ!道明寺さんがあたしに貼った赤札のせいで昨日から散々な目に遭ってるんですよっ!!」
「平泉君が助けてくれなきゃ、あたしどんな目に遭ってたか……」


怒りと悔しさで涙がぽろぽろ零れているのにも気付かず、あたしは道明寺さんに言葉をぶつける。


「そんなにあたしの事が目障りだったなら、面と向かって言えばいいじゃないですか!?赤札なんて物を貼って人にあたしを酷い目に遭わせるなんて卑怯ですっ!!」

「俺は貼ってない」


どさっと平泉君を床に落として道明寺さんが言った。
その姿はさっきまでの赤黒い炎は消えていたけど、瞳の奥にまだ怒りが見えていて恐怖をあたしに与えるに充分だった。






なにやら雲行きが怪しいです

ランキング参加中です!
ポチっとお願いします <(_ _)>
にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ


応援ありがとうございます。
関連記事
テーマ:二次創作:小説
ジャンル:小説・文学

コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016/09/26(Mon) 23:38 |   |  #[ 編集]
さ*ぴょん様
まさかのトミ子召喚!?

で、容疑者の平泉君をお仕置き?


果たして平泉君は犯人なのか?
それとも他に真犯人がっ?
それは次回あきらかになるのか?
頑張って書きます _φ(..)
2016/09/27(Tue) 08:30 | URL  |  aoi #2wx3c3Xs[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。