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2016年09月29日 (木) | 編集 |
猫ほど可愛い生き物はいない!
 
 





「小豆は私の魂の一部同然なんです」


あきらがいなくなった後に真がそう言って、小豆と言う名前の猫を撫で続けていた。
小豆と呼ばれた灰色の猫も気持ち良さそうに眼を細め、真の膝の上で喉を鳴らしながらも時々きらりと俺と類を見ている。

その視線に既視感を覚えた。

最近どこかで……

何もかもを見透かされそうな眼差し。
心に疾しい事が無くても思わず眼を逸らしてしまいそうになる。

記憶を探ると引っかかったものが……


真だ。
あの猫の眼差しは真に似ている。





翌朝リビングに入ると真が何か書類を読んでいる横に小豆が寄り添う様に座っていた。
小豆は灰色の長い尻尾をぱたんぱたんと振り、真の視線は書類にあるものの片手は微かに動いてその尻尾の手触りを楽しんでいるかの様だ。


「おはよう」

「あ、西門さん美作さん、おはようございます」
「花沢さんは?」

「類ならまだ寝てる」

「昨夜は遅かったですからね、つくしもまだ寝てますよ。昨夜と言えば美作さん、大丈夫でしたか?」


何を言われているのか解らないあきらに真は隣に座っている小豆を見やって小さな声で「この子」と呟く。


「怖い訳じゃないんだ、ただ急だったからびっくりしてさ」


そう言いながら小豆から一番遠い場所に座るあきらの姿に、まったく信憑性がないのは火を見るよりも明らかだ。
怖い訳じゃないんだろうけど、触れないのだったら同じだろう。


「小豆には美作さんに近付かない様に言っておきますから」

「そんな事が出来るのか?」

「出来ますよ、小豆はとても賢いから言われなくても自分を怖がっている人の近くには行きませんし」
「ね?小豆」


小豆に同意を求める様に小首を傾げる真と【了解】とばかりに真を見つめ「なぁん」と鳴く小豆の間には確かに信頼関係がある様に見えた。

小豆がふいっと俺の方を見て、次に真に視線を移す。
その仕草に背筋がぞくっとした。

何だ?この猫は。

昨夜の観察されているような違和感がもっと強く感じる。


「西門さんは猫、大丈夫なんですか?」

「俺は平気だ。好きって訳じゃないけど触ることも出来るから、あきらみたいにいきなり来られてもビビらねぇよ」

「俺だってそこにいるって知ってたら大丈夫だ」

「だって。小豆よかったね」


ぱたんと尻尾を振って真に答える小豆がちらりと俺たちを見た顔が冷たく笑っている様に見えたのは気のせいなのか?

小豆に関する違和感がますます強くなった。



カチャ
俺たちの寝ていた和室に近い扉が開いて類が起きてきた。
ふらふらと歩く足取りはまだ眠たそうだ。

仕方ない、帰国してからずっとピリピリしてたからな。まだ疲れが残っているんだろう。
案の定ソファに座った途端に口を掌で隠してはいたが大あくびを一つ二つ。


「おはようございます、花沢さん。寝足りませんか?」

「類はいつもこんなのだから心配しなくても大丈夫だよ」

「あきら『いつもこんなの』ってひどい。牧野は?」

「まだ寝てますよ。連日バイトのうえ昨夜は遅かったから疲れているんでしょうね。九時になっても起きて来なかったら起こしに行きます、でないと買い物も映画もゆっくり出来ないですし」
「あ、眠気覚ましに冷たいお茶淹れてきますね。小豆おいで」


真が笑いながら小豆を促して立ち上がると、半分閉じていた類の眼がぱちりと開いた。


「猫、連れて行っちゃうの?」

「ええ、その方がいいと思って」


気まずそうにちらりとあきらを見て真が言うと、類は自分の膝をぽんぽんと叩いて小豆を呼んだ。


「おいで」

「花沢さんは猫平気なんですか?」

「平気だよ。むしろ好きだし小っこい動物は。牧野と一緒に猫カフェってとこに何回も行ってるしね」


マジかよ?類。
それは抜け駆けじゃねぇのかよ!?






私の住んでいる所から最寄りの猫カフェまでは車で一時間。
行ってみたいんですよね~
そこの近くにはふくろうカフェもあるんです!
どっちも行きたいです。


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コメント
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2016/09/29(Thu) 19:35 |   |  #[ 編集]
さ*ぴょん様
猫カフェ→フクロウカフェの梯子をやってみたいのもです。
〆は執事カフェですな♡ グフフ
「お帰りなさいませ奥様」言われてみたいっ

フクロウの餌は生餌やなくて、冷凍ウズラやマウスを捌いてお口ア~~ンですよ♪
しっかり死んでるから大丈夫!
2016/10/01(Sat) 18:45 | URL  |  aoi #2wx3c3Xs[ 編集]
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