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2016年10月09日 (日) | 編集 |
ちょっとぬるいな




「悪い事をしたら【ごめんなさい】でしょうが。いったいどんな教育受けて育ったのよ?こいつらは」


いつも敬語の牧野がぶつぶつと呟いているのはたぶん素の牧野の言葉。
たとえそれが俺たちの悪口でも“嬉しい”と思う俺はどっかおかしいのか?

そんな浮ついた気分を一気に奈落の底へ突き落す言葉が牧野の口から漏れた。


「もう、付き合ってらんない」


溜息と共に吐き出された言葉。

まだ何も始まっちゃいない俺と牧野の関係が切られてしまうかもしれない恐怖が俺を支配する。


「ま、牧野。だったら俺はどうすればいいんだ?教えてくれ」

「「「司……」」」


類も総二郎もあきらも驚いた顔で俺を見つめている。

そりゃそうだよな、今までの俺だったら人に教えを乞うなんて絶対にしなかった。
俺様がルールの俺は、周囲を全て自分に従わせてきたんだから。

牧野を失いたくない俺が咄嗟に言った言葉に俺自身が一番驚いていた。


「さっきから言ってますよね?まずは謝罪です。いくら誤解があったからってあんな一方的な暴力はダメです。しっかり平泉君に謝って下さい。今回の件はあたしがあきらさんたちと親しく付き合っている事から生まれた事なので、あたしも誤解を招いた態度が原因で巻き込んで怪我をさせてしまった事を平泉君に謝って、これからは皆さんとあまり会わない様にします」


なんでそうなる?
牧野は何一つ悪くはねぇ。
悪いのは勝手に誤解をしたあいつらだろう。

それと牧野の立場を考えずに行動していた俺たちだ。
学園での俺たちと牧野の立場の違いを考えたら、もっと慎重にするべきだったんだ。


「何で牧野が謝るの?」

「そうだぜ、つくしちゃんが謝る事は何一つ無い」

「だって、庶民のあたしが皆さんと一緒にいるから……」

「庶民かどうかなんて関係ねぇ。俺は牧野と一緒にいたいからそうしてるんだ。誰に強制された訳でもねぇ、そこんとこは間違えるな」

「司……『俺』じゃなくて俺たちでしょ?」
「一緒にいたいのは司だけじゃないよ、牧野。」


くそっ類!
せっかく【俺】と言ったのに【俺たち】って訂正しやがったな。


「本当に?」

「こいつらの言うとおりだ。俺たちは一緒にいて苦痛に感じる奴らと一緒に行動なんかしない、自分の意志でつくしちゃんと付き合ってるんだ」

「あきらさん、じゃあこのままこの家に来てもいいの?」

「当たり前だろ?つくしちゃんが来ないと俺は家族に叱られるぜ。【大好きなつくしちゃんの何にした?】ってな」

「解りました。これまで通りでいいんですね?」


牧野は納得した。
俺ではなくあきらの言葉に……
あきらとの付き合いが一番長く濃いものだったからなのは頭では理解しようとしているが、感情が納得しない。

俺はあきらに嫉妬していた。






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コメント
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2016/10/10(Mon) 00:15 |   |  #[ 編集]
さ*ぴょん様
つくしに出逢ったことで司は変われると思います。
たぶんいい方向に。

類のツッコミに気付いていただきありがとうございます。
2016/10/10(Mon) 11:47 | URL  |  aoi #2wx3c3Xs[ 編集]
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