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2016年10月17日 (月) | 編集 |
F4の次にお仕置きを受けるのは…

 
 




次の日、浅井さんをはじめ数人が登校して来ない。

これは昨日F4から聞いていたので驚かなかったけど、朝のショートホームルームが始まる前にF4があたしの教室に入って来たのには心底驚いた。
だって、こんな時間に登校なんてしているのを見た事が無い人たちだったから。

ガタンッ
あたしの後ろで何か大きな音がする。

それはあたしが勢いよく立ち上がった時に倒れた椅子の音だった。



「朝っぱらから騒がせてすまない」


あきらさんの断りの言葉からそれは始まった。


「このクラスの牧野に赤札が貼られた事を聞いてね、色々と言いたい事があってやって来たんだ」


昨日行ってた落とし前ってこれの事なの?





『司に着せられた濡れ衣は?』



は?道明寺さんの濡れ衣?

花沢さんの言葉が理解出来ないあたしはきょとんとした顔で道明寺さんを見る。
そうしたらあたしが見ているのに気付いた道明寺さんがバツの悪そうな顔をしてふいっと横を向いた。


「つくしちゃんが『結局は何もなかったから』ってあいつらの事を赦しても俺たちは赦さない。考えてもみろよ、今までの赤札は司が貼った物だっていうのは間違いない。だけど今回のは違う。ここまでは解るな?」


あきらさんの言葉にこくんと頷く。


「つまり司は貼ってもいない赤札を貼ったって事になってるんだ」


あ、そうか。
それが道明寺さんに着せられた濡れ衣って事ね。


「今回は運よく助かった。けどな次も助かるかなんて保証はどこにもないんだ。このまま有耶無耶にしたらまた同じ事が起こるかもしれないから、今回の顛末を出来る限り公表してもう二度と偽物の赤札なんて物が貼られない様にしないといけないんだ」

「これはつくしちゃんに限らず誰でも起こりうることだから」


うん、それは解る。
今回は平泉君の機転と運良くF4があの空き教室の前を通ったから助かっただけで、本当ならレイプされてぼろぼろになって退学していたはず。

偽物だったとはいえ赤札を貼られて怖かった。
あんな恐怖はあたしでお終いにしないといけない。


「本当は退学させるのが一番いいんだが、つくしちゃんは嫌だろう?だから停学でも自宅謹慎でもなんでもいい、目に見える形での処罰が必要なんだ。あの時、空き教室の前にいた奴らは新学期までは学園は来られない様に手配はしておいた、それとそのまま夏休中に受け入れ先を探す様に学園長から通達が行っているけどそっちは取り消す。それでいいな?」


本当は誰にも罰なんて与えて欲しくないけど、これが彼らにとってはぎりぎりの妥協。
きっと彼ら言っている罪には罰をの考えで浅井さんたちを退学にする方が社会的には正しいんだろう。

反省したのなら罰なんか与えないで欲しい。

あたしの考えが甘いのは解ってる。
厳罰を与えたい彼らがあたしの考えに対してここまで譲ってくれた、だったらあたしも彼らに譲らないといけない。


「それでいい」



『司には赤札を始めた責任、俺たちにはそれを窘める事もしないで見ていただけの責任がある。その落とし前は付けないとならないんだ』





昨日言った言葉通りに彼らは自分なりの落とし前をつける為にやって来た。






あれ?
カッコいいのは司以外になってる?


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