• 10«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »12
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2016年10月25日 (火) | 編集 |
類は上手くつくしとのデートに持ち込めたのでしょうか?

 
 




『今日は開店準備の早番シフトなのよね』


その一言で俺のお願いをあっさり却下した牧野。
バイトが終わるのは二十二時でそれからデートなんて、次の日の事を考えたら出来ない。
それならばとバイトが終わる時間に裏口で待ち伏せをする事にした。

もちろん、牧野には言わない。
だって言ったら絶対にごちゃごちゃ言って遠慮するから。



だから予告しないでいきなり裏口で待ってみた。
時間になって裏口から出てきたのは牧野一人で真はいない。


「まーきのっ」


俺の前を気付かないで素通りしようとするから、上半身を横に倒して牧野を通せんぼしてやったら面白いほど眼と口を真ん丸にして声も出ないほど驚いていて固まってた。
やっぱり牧野は面白い。
見ているだけで笑いが込み上げて来るんだ。


「帰り危ないから迎えに来たよ」

「危なくなんてないのに」


ちょっと口を尖らせて言う牧野が可愛くて、つい軽くキスしちゃった。
そうしたら真っ赤になって『キスは好きな人と~』っていつものセリフ。


「うん、だから……牧野が好きだからキスしたんだよ」


牧野の好きな王子様の微笑み付きの俺のセリフに口をぱくぱくさせて絶句してたけど、そんな牧野も可愛くて愛しくて仕方ないんだ。

何回俺が『好きだよ』って言っても本気にしてくれない牧野は残酷だ。
牧野の初恋の相手は俺だよね?なのになんでもう一度俺を親しい男友達じゃなくて男として見てくれないの?

俺がジュニアだから?
司を思い出すから?

俺じゃない誰かを好きになってそれで牧野が幸せに笑えるのならばそれでもいい……けどね俺の生まれた家や司が理由なんだとしたら俺は諦めないよ。

何よりも誰よりも牧野が大切で好きなんだから。

俺の手で、俺の傍で、俺の腕の中で笑っていて欲しいと願うのは牧野にとって辛い事なのかもしれないけど、俺は牧野との未来を諦めたくないんだ。

ごめんね、わがままで。
そして、早く俺とのキスに慣れてね。



「ところで今日は真は一緒じゃないんだね?」


いつもの車の後部座席で隣に座る牧野に尋ねる。
車の窓から擦れ違う車のヘッドライトやネオンが牧野の顔を明滅させながら照らしている。


「今日は系列店のヘルプに行ってるのよ」

「ヘルプ?」

「うん、たまにね人が足りないとか予約の関係とかで真がヘルプに行くのよ。だから今日は一人で帰らなきゃって思ってたから、ほんとは花沢類が迎えに来てくれて嬉しかった」
「でも……あんな事は止めて」


あんな事?

牧野をジッと見つめるとみるみるうちに赤く染まる。


「あんな事って?」


キスだよね?
解ってるけど聞いてみたい悪戯心がむくむくと湧き上がる。
でも牧野は顔を赤くしたまま答えてくれず、俺から視線を逸らしてぷいっと窓の方へ顔を向けてしまう。

ちょっと虐めすぎたのかもと思った時にぼそっと牧野が呟いた。
それも牧野に注意してなければ聞き取れないぐらいの小さな声で。


「だって恥ずかしいじゃない、あんな人が多いのに」


どうやら俺に言ったんじゃなくていつもの独り言。
でもそれって照れ屋で意地っ張りの牧野の本音だよね。


「だったらさ、人がいない所だったらいいいんだよね?」


嬉しさのあまり後ろから抱き締めながら牧野に囁く。


「それもダメ!花沢類は友達だもん」


うーーん、手強いな。
牧野の意地っ張りは天下一品だからここは俺が引くかな?
でないとこれ以上追い詰めでもしたら、これから二人っきりで会ってもらえなくなる。


「今は友達でもいいけど、俺は牧野の事が好きだからね。それだけは覚えといて。解った?解ってくれないのならマンションに着くまでこのままだよ」


脅すのはズルいって解ってるけど、こうでもしないと牧野は俺の気持ちを解ってくれないんだ。
牧野が小さく頷くのを確認して、名残惜しいけど牧野を俺の腕の中から解放した。






オメガバースの後遺症なのか類のキャラが崩壊しちゃったよ。

ランキング参加中です!
ポチっとお願いします <(_ _)>
にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ


応援ありがとうございます。
関連記事
テーマ:二次創作:小説
ジャンル:小説・文学

コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016/10/26(Wed) 00:38 |   |  #[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016/10/26(Wed) 11:23 |   |  #[ 編集]
さとぴょん様
類は崩壊してる方がいいんですかっ?
ただ類の元はどんなのだろう。
私の中では、単語で喋る人ですな、類は。

オメガバースはなかなか強烈な印象を残したようですね。
【24時間、ノンストップで…】総二郎はさぞかし強靭な腰の持ち主なんでしょうね~
BGMは懐かしのリゲ○ンのCMソングでしょうか?牛若○三郎太の。
2016/11/08(Tue) 17:32 | URL  |  aoi #2wx3c3Xs[ 編集]
moi様
無事の関所突破お疲れ様でした。

総つくオメガバースはお気に召されましたでしょうか?
2016/11/08(Tue) 17:40 | URL  |  aoi #2wx3c3Xs[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。