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--年--月--日 (--) | 編集 |
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2016年11月04日 (金) | 編集 |
えーーー
司ファンの皆様、ごめんなさい。
 
 




くそっ、やっと終わったってんのに牧野がいねぇ。
どこに行きやがったんだ。




本当はすぐにでも来たかったが昨日はあきらんちに牧野が来る日じゃないし、さすがの俺もこの一か月間の疲れが溜まっていたので身体を休める事にした。

久し振りに牧野に逢える。
久し振りに牧野の声が聴ける。
もしかしたら……久し振りに牧野に触れられる?

そんな期待に胸を昂ぶらせ久し振りに自分の匂いのするベッドでぐっすりと眠った。



すっげー幸せな夢を見て眼が覚めた途端に感じるシーツの不快感。
それと身に覚えのある下半身の気怠さ。

恐る恐るシーツを捲って確かめると……

……やっぱり。

つーか、どうすんだよ?コレ。

ティッシュで拭いても消えねぇ痕跡に頭を抱える。


とりあえずはタマだな。

タマ一人でベッドメイクをするように言うと訝しげに俺を見たが、何も言わずに給仕を他のメイドに任せ俺が食事をしている間に一人で掃除することにしたらしい。

部屋で待ちかえてるタマの生温い視線を浴びながら、車の手配を玄関にまわす指示を内線で出しあきらのとこに行く支度をする。
一見澄ました顔をしているが腹の底では笑っていやがるな。


「坊ちゃん、これからは寝る時はパンツぐらい穿いて下さいまし。清掃するのが毎回私とは限らないんですからね」

「……うっせーな」


何が言いたいのか解るから俺の言葉も弱くなる。
ましてやタマが相手だ。
俺の産まれる前からこの道明寺邸を仕切って、俺のオムツまで替えたやつだからババァよりも身近な存在で強気には出られない。


「ここでは若い娘もたくさん働いているんですから気を付けて下さならいと。坊ちゃんが若い健康な男だってのが証明されるのはいい事ですけど、隠すところは隠して下さらないと若いメイドが恥ずかしがりますからね」


勃たねぇよりかはいいじゃねぇかよ。
それに勃つのは牧野限定だ。


「早くお相手を見付けてタマを安心させてくれませんかね?出すモン出したらスッキリするんですから」


タ、タマッ!
なんつーことを言い出すんだ。
とっくの昔に妖怪とはいえ一応女だろうが!


「で、坊ちゃん。どこへお出かけですか?」


顔を真っ赤にして何も言えねぇ俺に何もなかったかの様に聞いてくる。


「あきらんとこだ」


俺も平静を装って答えてはいるがどうも分が悪い。
まだ顔に熱を持っていやがる。

牧野の白い肌に似合うだろうと思ってオーストラリアで買ったブラックオパールのペンダントの入った小さな箱をボディバッグに入れ、タマに背を向け部屋を出てそのまま車に乗り込み邸を後にした。




で、あきらんとこにやってきたら牧野はあきらの家族とバカンスだと?
一昨日から最低でも一週間なんて行かれたら、夏休みが終わっちまうじゃねぇかよ。


「これ、お前宛てだ」


あきらから一通の封筒を受け取る。
表も裏も何も書いてねぇ何の変哲もない薄いクリーム色の封筒はしっかりと封がされていた。


「俺宛ての封筒に中に入ってた。『司くんがしっかりやるべきことをやったら渡すように』ってメッセージ付きでな」


あきらはそう言うと俺の封筒よりも一回りデカい封筒と一枚の便箋をひらひらさせて、俺に「ほらよ」とペーパーナイフを手渡す。

《自分が何をしたのかを理解して、しっかりと謝罪と反省をしたかい?》

一枚目に書いてあったのはこの一行だけ。
二枚目の便箋に書いてあったのは沖縄の住所。


「なんだ?ここにいるのかよ?」


いきなり横から聞こえてきた総二郎の声にはっとすると左右と後ろから覗きこまれていた。


「近いぞ、てめーら。びっくりするじゃねぇかよ」

「うちの別荘じゃないな」

「あきらの家の別荘じゃないって事はホテルか何かかな?」

「さぁな、こっちからの連絡は一切出ないからとりあえず行ってみるか」

「だな」


お前ら俺を無視して話を進めるんじゃねぇ。


「司は?行かないの?」


牧野がいるかもしれない所に俺が行かないはずがないのを解ってて揶揄うのかよ。こいつらは。



二時間後、俺たちは沖縄へ向かう飛行機の中にいた。




民間機のな!

チッ。






坊ちゃんはどんな夢を見てあんな事になったんだろうか?
恋する性少年ですから勘弁して上げて下さいね〜


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コメント
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2016/11/07(Mon) 20:42 |   |  #[ 編集]
やこ様
タマにいいように転がされてます。
きっといっぱい弱みを握られてるはず。

この司はテイクアウト出来ませんので、拙宅にてご堪能下さい。
2016/11/08(Tue) 19:24 | URL  |  aoi #2wx3c3Xs[ 編集]
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