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2016年11月12日 (土) | 編集 |
沖縄が好きすぎてヤバい……
 
 




行き先も教えられないまま連れて来られた旅行は初めて尽くしの連続。

初めての飛行機。
初めての沖縄。
あんな値段も見ないで次から次へと買い物をしたのも初めて。

買い物をした、と言っても全部買ってもらった。
『私が好きでつくしちゃんの分まで買ってるのよ』
そんな夢子ママの主張に気圧されたあたしは財布を出す間も与えられなかった。


極めつけは初めての別荘!

いったい何部屋あるんだろう。
二階建ての大きな建物だけだと思ったら敷地内に離れがいくつかあった。
その離れもバストイレはもちろんミニキッチンまで付いているらしい。

『SPも一緒に泊まらないといけないから、どうしてもある程度の部屋数がいるんだよ』
貴史パパは当たり前のような顔をして笑いながら言うし、夢子ママも隣で笑いながら頷いているのを見てあたしは開いた口が塞がらなかった。



飛行機な中で美味しいお弁当を国際通りのカフェでマンゴーたっぷりのかき氷を食べたけど、あたしのお腹は貪欲に食べ物を要求して空腹を訴え始める。
東シナ海に沈む夕日に赤く染まる砂浜に響く、ロマンチックな雰囲気をぶち壊す音。


「そろそろディナーにしましょう」


あたしのお腹の音を聞きつけた夢子ママがにっこりと笑って言った。
夕日に照らされて見た目には判らないけど、きっとあたしの顔は恥ずかしさで真っ赤だと思う。


「今日はたくさん歩いたからお腹が空くのが早いわ~」


お腹を鳴らしたのには気付かない振りをしてくれる夢子ママの優しさが嬉しい。
夕日に背を向けたあたしたち五人の影が砂浜に伸びているのを見ながら少し早足で別荘に戻った。



ディナーは二階建ての建物……母屋?にあるダイニングにお手伝いに来てくれている地元のお母さんたちの手によってすでに準備されていて、美味しそうな匂いと湯気にあたしだけじゃなく絵夢ちゃんも芽夢ちゃんも眼を輝かせている。

料理はすぐそばの海で採れた魚と近くの畑で収穫された野菜がふんだんに使ってあって、凄く美味しい上に物珍しさも手伝ってかどんどん箸が進む。
美味しいご飯に会話も弾んだ。


「明日はどうする?」

「「水族館行ってジンベエザメとマンタが見たい!!」」

「近いから朝から行こうか?」

「「パパ、近いの?」」

「ここからなら車ですぐのはずだ」
「ですよね?」


貴史パパが給仕をしてくれているお母さんに確認を取る。


「車で二十分ぐらいですけど、どうせ行くのだったら水槽を上から見る事の出来る【黒潮探検】に参加して、十五時に大水槽の前に行くといいですよ。ジンベエザメの立つ姿が見られますからね」

「「立つの?どうして?」」

「ジンベエザメは立ってご飯を食べるからよ♪」


茶目っ気たっぷりに答えるお母さんに二人の顔がぱっと輝いて、次に貴史パパを見る。
すると二人の言いたい事が解った貴史パパはしっかりと頷いてOKを伝えた。

こうして明日の予定が一つ決まった。


お母さんたちは明日の朝ご飯の仕込までしてくれて帰って行った。



ご飯の後お風呂に入って寝るだけになったんだけど、ここで絵夢ちゃんと芽夢ちゃんがあたしと一緒に寝るんだと言いだした。


「ごめんなさいね、つくしちゃんいいかしら?」


夢子ママが申し訳なさそうにお願いしてくるけど、あたしは何とも思っていない。
だってあたしの部屋のベッドは二つともダブルサイズだから大丈夫。



そう思っていたあたしが甘かった。

あたしはてっきり二つあるうちのどっちかで二人が寝ると思っていたのに、実際は二人ともがあたしと一緒のベッドで寝たがった。
そしてあたしは今、熟睡する二人に挟まれ両手をがっちりと握られた状態で寝返りすら打てない。

夜中にトイレに行きたくなったらどうしよう。

そう思いながら半分諦めの境地で眼を閉じるしかなかった。






再会できませんでした!
ごめんなさい <(_ _)>

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