• 10«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • »12
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


2016年08月10日 (水) | 編集 |
真のターンにドキドキする人たち。






去り際に真の残した意味深な言葉。


『美作さん、先ほど私の事を調べた事で謝罪がありましたね。私も謝っておきます。ごめんなさい。でも私にはどうすることも出来ないんです』


この言葉の指す意味が気になって仕方がねぇ。
あいつは何をあきらに謝る必要があるんだ?

あきらも気になっているのだろう。さっきから一言も発しないまま足と腕を組んで眼を閉じ、車のシートに深く身を預け考え込んでいる。
時折トントンと人差し指が組んだ肘を叩く仕草で、心の中では様々な考えが渦巻いているのが解る。


「くそっ何で俺だけに謝ったんだ?」

「謝っておく……て言い方は、未来?今は何も起こってなくて、これからあきらに何かが起こるって事じゃないかな?」

「あきらだけって事は、俺たち三人の中であきらだけが真の事を調べた……からか?」

「たぶんね」

「部屋にいた時に真にメールがあっただろ、あの時から真の雰囲気が変わったんだよな」

「だね、あれで真は誰かが自分の事を調べているのを知ったんだ」


あきらも類もよく見てる。
俺も気付いていた。
あのメールから真の表情が仮面を貼り付けたみたいになっていたのを。


「真は俺に何かが起こるのかを知っている。でも。それを止める権利は持っていない。か?」

「あの謝罪を兼ねた警告も言うのを迷ってたみたいだったしな」

「何かが起こる。でも何が起こるのかは判らない」

「あと、いつ……もね」

「真綿で首を絞められている気分だぜ」



そうこうしているうちに俺の家に着いた。
車でだいたい十五分てとこだな、マジで真のマンションは近いな。


「とりあえず茶会の後に時間作るから対策ないか話そうぜ」

「「ああ」」



今日の茶会は大寄せで招待客の数は二百人程度だって言ってたな。

事務局にあきらと類の事を伝えてから支度する。
真のとこでもシャワーを浴びたが、もう一度汗を流し着物を身に纏う。

ただの西門総二郎から西門流次期家元の西門総二郎に意識を切り替えていく。
西門流を背負っていく覚悟をする為の俺の儀式みたいなものだから、内弟子にも誰にも手伝わせないで一人で支度をする。

よしっ
今日も茶人西門総二郎の出来上がりだ。



茶会の催される寺へ着いてから打ち合わせ。
特に今日は極秘来日しているVIPの警護でSPが配置されるから、そちらとも入念な打ち合わせをする。
入り口、受付、茶席からSPの配置を考え非常事態の退路まで。

本来なら家元の席に行くのが妥当なのだが、英語とフランス語が喋れる俺が亭主を務める席に案内される事になった。



で、茶会が始まって一時間と少し。
類はとっくに来てるのにあきらが来ていない。
あきらは律儀なやつだから『来る』と言ったら来るし、何かあったら連絡はしてくるやつだ。
なのに来ない、連絡も今のところない……

───もしかして真の言ってたアレか?


おっと、次は例のEUの客だな。
他の招待客と同じ席には出来ないから正客・次客・三客・末客は西門の重鎮にお願いしてあるから大丈夫だろう。


茶室に入って驚いた。



何で真が着物姿でここにいるんだよ!






さて、なぜでしょうね?


ランキング参加中です!
ポチっとお願いします <(_ _)>
にほんブログ村 小説ブログ 二次小説へ


応援ありがとうございます。
関連記事
テーマ:二次創作:小説
ジャンル:小説・文学

コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016/08/10(Wed) 23:34 |   |  #[ 編集]
h*ruwo様
若様はやっちゃったからね~
禁断の箱を開けようとした…だけなんですけどね。

彼には尊い犠牲になってもらいましょう!
2016/08/11(Thu) 18:57 | URL  |  aoi #fv5ItGmc[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。